オートバイやスクーターの事故は予測が難しく、状況も多様であるため、車両に統合されたライダー保護システムが求められています。オートリブのコミュータースクーター用の車両搭載エアバッグは、運動エネルギーによる衝撃を低減することで、正面衝突が発生した際にライダーを保護することを目的に設計されています。

このシステムは、日常の使いやすさを念頭に開発されており、車両のバランス、収納スペース、そして全体的な乗り心地を損なわないよう設計されています。これらは都市部での毎日の通勤において重要な要素です。

都市のモビリティにおいてコミュータースクーターがますます重要な役割を果たす中、このイノベーションは、コスト効率が高く、高い安全効果を持つ技術を、より幅広いライダー層に提供します。

エアバッグモジュールは、スクーターのフロントパネル内に収納されており、当社の厳しい性能および信頼性基準を満たすように開発されています。本システムの検証には、高度なシミュレーションに加え、実車によるフルスケールの衝突試験が含まれており、一貫した性能と実使用環境における有効性を確保しています。

Mikael-Bratt

今回の協業は、当社のコア事業の枠を超える重要な進展であり、将来の成長に寄与するものです。また、当社の長期的な戦略アジェンダを実現するうえで大きな一歩となります。さらに、従来から四輪車の乗員に比べて保護が大幅に限られてきた二輪車ライダーの安全性向上においても、重要な前進を示すものです。

ミカエル・ブラット
President& CEO, Autoliv.

今回の製品投入は、実際の事故データに基づく知見と先進的なエンジニアリングを融合させ、さまざまな走行シーンにおけるライダー保護を最大化するという、オートリブの二輪車安全に対する包括的かつ分析的なアプローチを体現しています。オートリブの車載型オートバイ用エアバッグのような、有効性が確認されコスト効率に優れたソリューションの導入により、本技術が将来の法規制に影響を与え、安全評価制度を強化する新たな可能性が生まれます。これは、世界中の自動二輪車にとって、より安全な未来の実現につながるものです。

オートリブのエアバッグモジュールを搭載した新しい「Tricity300」は、2026年前半にヨーロッパ仕様として市場投入される予定です。

Yamaha

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