私たちの従業員は、私たちが事業を行う国々や文化の多様性を反映しています。組織が多様であればあるほど、将来のニーズや変化を予測し、それを活かし、適応する力が高まります。私たちは全ての人が尊重され、公平に扱われるべきだと信じており、誰もが自分らしく働き、成果を出せるインクルーシブで多様性のある職場づくりに取り組んでいます。インクルーシブな働き方は、私たちのキービヘイビアの根幹をなすものです。
オートリブにおける人材の多様性
より良い意思決定のためのインクルージョンとダイバーシティ
私たちは多様な視点を受け入れ、多様性を資産として活用することで、より良い意思決定を実現していきます。今年度、私たちはダイバーシティ&インクルージョンの推進に向けた取り組みをさらに広げました。その一環として、インクルーシブな働き方を実現するという目標に向けて、全社的なインクルージョン目標の拡大と、それを達成するためのプロセスの整備を行いました。
こうした取り組みを通じて、私たちは誰もが自分らしく働き、力を発揮し、最高の自分でいられるインクルーシブな職場環境の実現を目指しています。
お互いを尊重する:働きがいのある職場づくり
何よりもまず、従業員の満足度に最も影響を与えるのは、組織の中で、「自分が尊重されている」と感じる度合いです。創造的な職場環境、成長を支援するリーダー、チーム志向の働き方、報酬制度なども重要な要素ではありますが、最も本質的で重要なのは「リスペクト(敬意)」です。これは人間としての根源的な欲求でもあります。人は「自分の存在が認められ、自分の貢献が評価されている」と感じることで満たされます。そしてこのことは、私たちの従業員サーベイのデータからも強く裏付けられています。