新入社員向け研修とフォローアップ

新入社員研修

新卒採用で入社する社員を対象に、本配属までの約4か月半(技術系社員の場合)かけて、社会人の意識醸成からオートリブのエンジニアとして必要な各種専門スキルを習得するための、研修プログラムを用意しています。

 また本配属後も、以下のフォローアップ研修を必須研修として行っています。

 (1)入社6か月目フォローアップ研修

   ロジカルライティング、ロジカルシンキング

 (2)入社1年目フォローアップ研修

   自己認識とキャリアプラン(入社2年目社員と合同)

 (3)入社2年目フォローアップ研修

   自己認識とキャリアプラン(入社1年目社員と合同)

 (4)入社3年目フォローアップ研修

   データ分析、問題解決

※下記の研修プログラムは技術職入社のものです。生産マネジメント職でご入社頂く方に関しましては別の研修プログラムとなります。

時期 内容
4月 入社式、ビジネスマナー研修、導入研修、工場実習
5月 製品・技術研修(エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール、インフレ―タ、E&M、CAE、認証、特許、自動車アセスメント 等)
6月~7月 基礎研修(CATIA基礎研修、設計研修、PLM、AS教育 等)
8月 配属前研修(CATIA応用研修、製品調査、実験研修、試作研修 等)

配属後のフォローアップ

 新入社員研修終了後、先輩社員のサポートとしてOJTが開始します。(約半年で主担当になります。)主担当として2~5年。その後、リーダー職や部署異動・社外出向などを経験しキャリアアップしていきます。早い人で約12~15年で管理職(マネージャー)に昇格する人もいます。

 オートリブでは、将来的にどんなキャリアを形成したいかは本人次第です。目標設定シートやPDDを使って上長とのキャリアプランのすり合わせと業務評価を年度中間と年度末に行います。リーダーや管理職に年齢は関係なく、若いうちからプロジェクトを任せてもらうなど責任とやりがいを感じられる仕事を経験できます。

設計基礎教育の実施(配属後)

配属後も下記のようなコンテンツの教育を定期的に行い、設計開発エンジニアとしての能力開発を行っていきます。

【コンテンツ例】

APDS、テクニカルライティング、図面の書き方、公差の設定方法・幾何公差、基布とインフレ―タの基礎、各帳票類の書き方、前突法規アセスメント、図面チェックリスト、開発コスト、業務スケジュール管理方法、乗員拘束性能、Cushion形状の決め方、DFMEA、問題解決プロセス、試験結果の分析、ダミー、DRBFM、プレゼンテーション能力の向上、RNDS、英語能力の向上、エアバッグ設計が見る物性値、車両開発の基本的考えと失敗学、技術レポートの書き方、ニーエアバッグのバッグ形状の作り方、Impactor試験から見る性能の改善、折り畳みの決め方、TOYOTA生産方式、工程監査シュミレーション 等